イメージは佐野史郎さんだった!?「探偵ガリレオ」再読。
東野圭吾作品を再読してるんだけれども、意外にもこのガリレオシリーズ、読み込みしてないんだよなあ。。。。
福山雅治x東野圭吾で、ガリレオじゃないタッグが今水面下で動いてる。。。とかっていう記事をネットで見て、読んどかないと!!って思った笑
今、amazonだとかだと、この本、違う表紙になってるんだけれども、あえて、私が持ってるのと同じ表紙の画像を探してきた。ちなみに、帯には「容疑者xの献身」映画化!10/4(土)より全国拡大ロードショーってましゃとコウちゃんの写真がついてる。。。2008年だそうだ。15年もたってる!?ちなみに文庫本の初版は2002年になってる。。。。
第一章 燃える もえる
第二章 転写る うつる
第三章 壊死る くさる
第四章 爆ぜる はぜる
第五章 離脱る ぬける の5章からなる。
本来名詞の二文字に「る」をつけて動詞とするこの題名にはやくも引け目を感じ、草薙刑事と同じ、生まれついての理系オンチの私に読みこなせるのだろうか??
なんて心配は無用である。要するに、難しい事はわからなくても、そこに至る湯川の脳内での推理過程は全く説明されず、モヤモヤと翻弄される草薙で、私もよいのである笑
燃える だけは、ドラマの影響もあってうっすらと覚えてたけど。。。なので、とりあえず、事件を要約
第一章 突然燃え上がる頭 赤い糸 プラズマ? レーザー。 騒音
第二章 アルミのデスマスクの死体 雷 電気コード 衝撃波。不倫
第三章 壊死した痣のある風呂場の死体 超音波。 借金と田舎男
第四章 海水浴場での爆発 水とナトリウム 逆恨み
四章で湯川の同期だという松田という助手が登場する。
草薙が問う場面がある「だけどおまえは、それをお礼話してくれなかったよな。どうしてだ?」「さぁ」湯川は首をかしげた。「どうしてかな」
科学者(化学者?)は、純粋に目標に向かって研究を続けていく。ただしそれが本来おもっていたのと違う使われ方をしてしまうこともある。そしてまた道を間違ってしまうこともある。 のちに湯川は、そんな仲間が犯罪にかかわり、それを結果的に追い詰めることに苦悩を抱え、草薙(警察)と距離を取ることになるんだけれども、もはやシリーズ1作目でその伏線があったとは。。。。なんて、勝手に思い込む私。
五章で、子供と接し、じんましんをだしている湯川がまだ初々しい(?)のちに、子供と旅をすることになるなんて!!笑
そして、解説を読んでびっくりする。佐野史郎さんが解説を書かれているのだけれど、なんと!東野圭吾はこのガリレオを、佐野さんをイメージして書いたというのだ!!
「特命リサーチ200X」面白い番組で、見てたよ!なんてすべてもってかれる??
次作もまだ、短編。そうそう、ゲームの名は殺人がまた映像化するって??
なんだか世の中で、原作と映像化について色々騒がれてるけれど。。。東野作品って結構めちゃくちゃな映像化に突っ込みいれまくってたけれども。。。。作家さん、あんまりかかわってないんだ。。東野さんの場合、どうなんだろう?なんて、ちょっと、心配になったけど、まぁ、これだけ映像化ばかりなら、彼はうまく、泳いでるんでしょうね。。。