makiのきまぐれ読書日記

読んだ本を忘れないように。。。

宮部みゆき-三島屋変調百物語-泣き童子

三之続「泣き童子」より「節季顔」

宮部みゆきさんの三島屋変調百物語三之続(第3巻)泣き童子より 最終話「節気顔」 いつもの黒白の間で、おちかは語り手お末に問われる。「亡くなった許婚者の方に、一目でいいからまた会いたいと思うことはおありでしょうか」 そして、語られる話には、かの…

三之続「泣き童子」より「まぐる笛」

宮部みゆきさんの三島屋変調百物語三之続(第3巻)泣き童子より まぐる笛 まぐる。ハリポタファンから言えば、まぐる→マグル=魔法続でない(魔法を使えない)人間のこと。でも、この物語に出てくるまぐるとは、人を食らう妖怪(妖獣?)のこと。恨みが、形を…

三之続「泣き童子」より「小雪舞う日の怪談語り」

宮部みゆきさんの三島屋変調百物語三之続(第3巻)泣き童子より 「小雪舞う日の怪談語り」 前作で、警察沙汰などがあったからって、おちかちゃんが怪談話を聞きに行くってことになった話。 逆さ柱を立てたという大工さんの話。ころんじゃいけない橋で転んで…

三之続「泣き童子」より表題作「泣き童子」

宮部みゆきさんの三島屋変調百物語三之続(三冊目)泣き童子より、表題作「泣き童子(わらし)」 このお話は、とにかく恐ろしい・・・三之続は、女の子同士の内緒話、子供のかくれんぼにまつわるお屋敷と、わりと、和やかな話が続いていたのが一変!! いや…

三之続「泣き童子」より「くりから御殿」

宮部みゆきさんの三島屋変調百物語三之続(3冊目)泣き童子より くりから御殿 「からくり」を間違えて覚えた幼馴染が「くりから」と言っていたことから語り手の長治郎が名付けたのがくりから御殿。 山津波(土砂崩れ、土石流とかいうやつだね)に飲まれた町…

三之続「泣き童子」より「魂取の池」

宮部みゆきさんの三島屋変調百物語も三冊目(三之続)「泣き童子(わらし)」より 「魂取(たまとり)の池」 百物語の語り手は、おちかちゃんと同い年くらいの女の子「文」 彼女はもうすぐ結婚するんだけれども、悋気もちで、そんな娘を心配する文の母親が文…