makiのきまぐれ読書日記

読んだ本を忘れないように。。。

宮部みゆき-時代物

三部作のラストは文庫で「おまえさん」。

宮部みゆきさんの旧作を、再読するぞ~~~!シリーズの、おそらく最終。 最新刊「きたきた2の子宝船」で突如再登場をとげた「おでこ」におもわず手に取ったぼんくら~日暮らし。2014年にシリーズ再読してるのに、なぜか再読してなかった第3弾の本作「おま…

弓之助よ、見事であった。。。「日暮らし下」

宮部みゆきさんの再読は、家でベッドに寝転んで・・・ってのが主で、でも最近やたらと眠くて、前へ進まないうちに、ハードカバーの本を手に持ちながら寝落ちする。。。って感じで、ずいぶんと時間がかかってしまったけれど。。。 後半は、一気でした。 日暮…

スピンオフと見せかけて実は、本編「日暮らし」のモノローグ!?

宮部さんの再読シリーズ。終わりにする予定だったのが、最新作に大人になった「おでこ」が出てきたものだから。。。ぼんくらに続いてやっぱり読むことになった。 宮部みゆきさん「日暮らし」上巻である。 おまんま 嫌いの虫 子盗り鬼 なけなし三昧 日暮らし …

全然覚えてなかった「きたきた捕物帖」おさらいの再読!

大好きな作家さん宮部みゆきさんが、三島屋変調百物語とともにライフワークにすると宣言している「きたきた」シリーズ。 第2弾が発売されて、早々に読んでみたはいいけれど。。。全然思い出せないんですけど~(T_T) 確かこれ読んだとき、富勧長屋=さくらほ…

きたきたシリーズ2「子宝船」では、圧倒的におでこさん!

宮部みゆきさんのきたきた捕物帖シリーズ第2弾、「子宝船」を読み終わった。 目次のページを開いた際に、おでこさん!って感動した。宮部さん再読シリーズ「ばんば憑き」でこんなところに!!と感動した覚えも新しいおでこさんである。。。そっか~。きたき…

別シリーズのあんな人や、こんな人が!!「ばんば憑き」

宮部みゆきさんの昔の本を読み返そうシリーズ(勝手に命名した2021年秋)、第3弾は「ばんば憑き」 いや~。この本は平成23年2月の初版本だから、2011年に読んでるらしい。。。 坊主の壺 お文の影 博打眼 討債鬼 ばんば憑き 野槌の墓 時代ものの、不思議話6篇…

最大の悪霊とされた人こそ実は。。。「孤宿の人」

宮部みゆきさんの昔の本を読み返そうシリーズ(勝手に命名した2021年秋)、第2弾は「弧宿の人」2005年の作品である。 この本は、最初読んだ時に、とてもいい本だと思ったという記憶、悪者とされる加賀さまがホントはいい人だ・・・って事だけ覚えた。 15年ぶ…

亡者もイロイロ!?「あかんべぇ」は良い本だ。

宮部みゆきさんの昔の本を読み返そうシリーズ(2021年秋、勝手に命名)、第1弾 「あかんべえ」時代物です。 我が家にあるのは当然単行本。2002年3月29日第1版第1刷発行。約20年前に読んだのねぇ。。。今年読んだ本でもないよう忘れるくらいだから、そんなん覚…

「桜ほうさら」了読。。結末に涙。。。

宮部みゆきさんの時代小説「桜ほうさら」読み終えました。 後半、涙が止まらなかった。 なんせ、きたきた捕物帖で、笙之介の住んでいた部屋に北一が住むことになった際に、「闇討ちで切り殺された若い浪人のことかなぁ」なんて思い返すもんだから、読んでる…

「桜ほうさら」第二話、第三話は一休み。。。

宮部みゆきさんの桜ほうさら。読み応えのある一冊です。 父の冤罪を晴らすため、生まれの地より江戸に出てきて、貸本屋の下請けで身をやつしながら、江戸留守居役のもとで調査をすすめる(?)笙之介。 第一話は、彼と彼をとりまく人たちの自己紹介がてらな…

第一話「富勘長屋」は「桜ほうさら」から「きたきた捕物帖」へと。。。

宮部みゆきさんの新シリーズ「きたきた捕物帖」を読んだ時に、刊行記念フェアのチラシが挟み込まれていて、その中に、「桜ほうさら」があった。 主人公の北一が住んでいるのが「富勘長屋」そこが登場しますよ!って。。。 宮部さんの長編は、間違いなく読ん…