2冊目になった神様の御用人。今回もやっぱまとめとかないと、神様が混乱しちゃうよねぇ。。ということで、まとめである。
御用人でないけど神様が見える人の子、穂乃香ちゃん(大主神社の宮司の娘)が後半、良彦と一緒に御用聞きに協力してくれるようになりました。
一柱
少彦名神(すくなひこなのかみ)
安土城後の南の神社(琵琶湖のほとり)
国造りにあたり、大国主神(おおくにぬしのかみ)を助けた博識の神。一寸法師の元になった神。
御用 「大国主がいれてくれた温泉で、ぬくもりを感じたい」
温泉のもとを買い集める良彦だが・・・スーパー銭湯にて!
二柱
窮鬼(きゅうき)=貧乏神
御用「次の家を、探してもらいたい」
貧乏神はすでにほかの神がいる家には近寄れない。疫病神とは犬猿の仲!?
焼き味噌が好き。丁寧に祀ることで福の神に転じる!?心優しき神でもある笑
三柱
泣沢女神(なきさわめのかみ)
奈良の天香久山(あまのかぐやま)のふもとの井戸の底
御用「ここから私を出してください!そして外の世界を見せてください」
天眼(てんげん)を持つ人の子 穂乃香の悲しみを癒してあげたいと思っている。
四柱
須勢理毘売(すせりびめ)
八坂神社の須佐之男命の娘 出雲大社の大国主神の妻 大年神の腹違いの妹
御用「大国主神の女好きを改心させてくれ」
大国主神・・・六柱の妻を持つ。先に八上毘売(やがみひめ)と婚姻子を持つ。その後は沼河毘売に求婚、子孫を増やす。先に登場の少彦名神と国造り
須佐之男命が娘の須勢理毘売との結婚に大国主神に難題を吹っ掛けた。。。な~んとなく神話で読んだ気がしてたけど、そういう話だったんだね~。出雲大社。縁結びの神様って事はよくよく知ってたけれど、この夫婦が祀られているとは知らなかったね。うん。名前も初めて知ったけど、須勢理毘売は日本人の母ちゃんか。良彦が、謝罪なんかじゃなく、すんなりと「ありがとう」と謝意を口にできることが、やっぱ御用人になった所以なんだろうな。
意外に狭い神様の世界。お勉強になります( *´艸`)