マジか!?上巻読後に犯人ネタバレ!?「冷たい校舎の時は止まる」
長い事積読にしていた、辻村深月さんのデビュー作「冷たい校舎の時は止まる」の上巻を読み終えた。
そして、読メに感想をあげて、何の気なしにその続きで他の人の感想を読んでいたら、なんと!犯人の名前を目撃してしまった(T_T)/~~~
読メさん、未読本だとネタバレ投稿はすぐには目に入らない状況になってるんだけど、上巻は読み終えたからね。。。再読の方が、考察してて。。。確かにネタバレってマークはついてたけど、目に入ってきちゃったよ~~~(T_T)/ とりあえず気を取り直して。。。
デビュー作なんですってね。。彼女の作品は登場人物がリンクするから読む順番ってのがあちこちで絞殺されてて、このデビュー作は、どのタイミングでも悪くはないらしいんだけど、どりあえず・・・読んでみた。
扉で「はじめまして、辻村深月です」ってこんなところに自己紹介してらっしゃる。。。なんて思いながら読み始めたら、いきなり登場人物の名前がおんなじで、ん??っていきなり混乱したけど、まぁ、それはおいておこう。。って読み進めてたんだけどね。。。
文字通り、雪がしんしんとふる冷たい校舎にとじこめられた男女8人の生徒たち。
深月、鷹野、菅原、梨花、景子、昭彦、清水、充。
深月・・・鷹野と幼馴染
鷹野・・・担任榊のおいっこ。クラス委員長
菅原・・・停学あけ
梨花・・・家のごたごたで、入学当初かなりあれてた。榊にすくわれる?
景子・・・上巻ではまだあんまりでてきてない!?
昭彦・・・中学時代の過去から深月をきづかう
清水・・・A級特待生。絵が上手。友達ができづらい。
充・・・心の弱い子を呼び寄せてしまう?でも自分も弱い
ひょんなことで、この中の一人が実は2か月前、文化祭の最終日に校舎から飛び降り自殺。でも、この8人(7人?)はそのことを記憶から抹消しているのか思い出せない。。。それを苦に思った(?)犯人(?ホスト?)がほかの7人を冬の校舎に閉じ込めた。。。
最初、ものすごく単純に、深月がその自殺した子だと思った。。。なぜ?って考えると(そう思った時にはまだ、彼女の過去もしらなかったんだけど・・・)梨花が見つけた集合写真。梨花が榊に送った写真フレームに入れてて、それを見つけたのが梨花本人はいいとして、その場にいたのが、深月だったから・・・かなぁ・・・
でも、その後彼女のいじめ体験をきいて、あ、この子じゃなかったんだ・・・と。
充、清水、昭彦の目線で、事件当日、そして彼らの過去が語られて。。。
充君のシャワー室での体験が、ちょっともう、めちゃくちゃ怖くって。。。これってホラー小説だったの( ;∀;)ってかなり衝撃を受けながら。。。
あぁ、この3人ではなかったって事よね??でも思い出して、かなり驚いてるよね??ってことは・・・って確かに、頭には浮かんだんだけどねぇ・・・知りたくはなかった(T_T)
充、清水、昭彦の体験の時に、一生懸命ななめ読みにならないよう、文字を1つ1つ追う努力を続けてたのに。。。。
まぁ、またいつか再読するときは、忘れてるだろうから、その時にまた新しい気持ちで読むとして、なるべく、下巻も、あの名前を頭に浮かべることなくじっくりと読み進めたい。
辻村深月さん、いつも読み始めはなかなか入り込めないんだけれども、今回は上巻から結構、え?ええ??え~~~~~!!って感じ。
あと、充君と昭彦君は、人形が残ってたけど、清水さんはまた違うところにいっちゃった??
優等生清水さん、冷静沈着な昭彦君。一見、深月とか梨花とかわかりやすく人生に悩んでそうなタイプではないのに、結構な重荷を背負ってる。
表の顔と心の中が、わかりやすく同じではない。誰もが人生に悩みを背負ってる。下巻でこれまた残りの人、鷹野や、菅原や、景子にどんな暗闇があるのか。。。
かなり、怖いけど、早く、読みおわりたい。。。