makiのきまぐれ読書日記

読んだ本を忘れないように。。。

「教場2」学生まとめ。

長岡弘樹さんの教場2

1に出てきたボクサー日下部と今回の美浦亮真が頭の中でなぜか混同してしまったけど。。

前作の都築君のように、あちらこちらの話にちょい役で出てくる美浦くんがラストを飾った2。美浦くんって、1の最後で風間の頬を緩ませたやんちゃ君。もしかして、伊藤健太郎くんが、ドラマ1のラストワンカットで出てた(らしい)ので、今回ほぼ主役生徒のこの役をやる予定だった!?え??放送できない??撮り直しか!!!などと心ざわつかせている今日この頃。

ただ、来年の新春ドラマが流れる頃にはまたまたすっかり内容忘れるだろうから。。。本を引っ張り出さなくてもわかるように、章ごとに、人物まとめる、忘備録。

 

第一話 創傷

桐沢篤と南原哲久

*後半までこの主人公のどちらか一人が辞めることになる傾向は1と同じ。

桐沢は、南原を以前どこかで見たことがあるような気がしている。医者をしていた桐沢は、病人としてやってきた南原を治療したことがあったのだ。本人に確認しようにも話はあいまいになったまま。。。

寮の引っ越しがあり、桐沢は絶対になくしてはいけないという警察手帳を紛失してしまう。犯人は誰だ?警察学校に入ってから自分は恨まれるような覚えはないと言い切るが風間は、お前が生きてきたのは35日間だけかと。。。

この章で「警棒!手錠!警笛・・・吹け!」の点呼の場面があり、これは今年のドラマで描かれていた。前出の警察官の親族になる娘が聞いたそうだ。笛吹く前にポッケこしょこしょってあれ何してるん?…うん、私も不思議だった。。。答えは、ポッケの下の方から、笛を押し出すしぐさらしい。。。ほっほ~である。。。。

でも、南原君、ドラマ1ですでに卒業してる??ということは桐沢君がお蔵入り!?

あぁ、でも、美浦くんが人を殴れない。そんな場面を共にしてるのでそっち方面で活躍するのかな??

 

第二話 心眼

忍野宗友と坂根千亜季と堂本真佐丈

音楽が好きで身体もちっちゃい忍野くん。内気な性格も相まっていじめられる人になりそうなんだけど、逆に筋トレ好きの体躯の大きな堂本に助けられ、頑丈になれと毎日の筋トレを約束する。

一方学内で窃盗事件がおき、忍野は真実を突き止める。風間にそれが本当の友情と言えるのかどうか、見極めろと言われ、この先、独りだといわれてしまう。。。

 

第三話 罰則

津木田卓と秦山達樹

救難訓練の罰ゲームとして教場のガラス掃除を言いつけられた二人を含む5名。「急降下爆弾」で憎き教官にいたずらをする。がそれを人のせい、そのバケツを置いていた3階担当の秦山に結果的に擦り付けることになる。トイレのガラス越しに目が合ったように思われたで、秦山自身、真犯人は分かっているはずなのに。。。

おりしも畑山は授業中に後頭部を激しく打って病院に運ばれる。。。

 

第四話 敬慕

菱沼羽津季と枝元佑奈

女の嫉妬!?これ、ドラマでやったやつだって覚えてた。やはり身近な話は頭に残る?それとも菱沼を演じた川口春奈の印象か??

テレビ出演から広報誌表紙まで。自分の引き立て役と思ってる枝元になんだかしてやられてる!?聞けば、学校をやめて旅館の女将になるという。。。

 

第五話 机上

*この章から、辞める学生は描かれない。。。日々の鍛錬のあらわれか・・

仁志川鴻と能木毅人

刑事志望の仁志川は、テレビドラマとかミステリー小説が大好きで刑事になりたい男の子。風間に模擬事件を持っていくと「タマゴヲミテジヤヲモトム」と却下される。「卵を見て時夜を求む」・・・まだ不可もしない卵を見て、時を告げるのを待ち望む。

成績はいいが、体力的に劣る能木はこの時期、疲れていたのだが。。。そんなころ風間は却下した模擬事件を許してくれる。仁志川が求めるのはドラマティックで現実味がなく、そんな中、自信を無くしつつあった能木が答えを見つける。。。

しかしその結果に満足しなかった風間の本心に、桐沢相手に話すことでちゃんと答えを見つける仁志川であった。。。

 

第六話 奉職

美浦亮真(と桐沢篤)

裕福なお医者さん一家に生まれた桐沢と、父も警察官だったちょっと貧乏な美浦。なぜだか二人は気が合った。切磋琢磨している場面は1冊を通して描かれている。

しかし美浦には克服せねばならぬことが。。。これまた何度か描かれている、人を殴れない点。風間が退学通知の半引導を渡し、名前まで記入して追い込む美浦

どんなトラウマがあったのか。。。風間がいう、前職が意外な学生トップ1に医者桐沢を抜いて1位になるべくというのは。。。

その昔、父親の真似をしているのを母親に見つけられて恥ずかしかったというトラウマがなければ、風間に対して、つるりと自分の頭をなでられたか!?(笑)

 

 

風間教官より、登場が多かったのではないかと思われる助教の友永恩恵。最初にちゃんと女性だと描かれているにもかかわらず、読んでる途中どうしても鬼教官っぷり、いやらしさが男っぽい!?いや、いやらしいのは女ならではなのか。。。なんてこと言ってたら性差別だ!ってやんやん言われる時代だけれど、四話でも描かれていたけど女性が警察官になるのは体力的にもあれやこれやと大変だと思う。だから、助教は強いのか!?などとなぜか思いはそちらの方に(^^;

 

風間公親。なんであんなに観察眼が強くてそして心がまっすぐなのだろう。新刊「風間教場」ではその辺が描かれているのかどうか、まだ単行本が出たばかりだから、読むのはかなり先だろう。。。

そして0とは!?