makiのきまぐれ読書日記

読んだ本を忘れないように。。。

「桜ほうさら」了読。。結末に涙。。。

宮部みゆきさんの時代小説「桜ほうさら」読み終えました。

後半、涙が止まらなかった。

なんせ、きたきた捕物帖で、笙之介の住んでいた部屋に北一が住むことになった際に、「闇討ちで切り殺された若い浪人のことかなぁ」なんて思い返すもんだから、読んでるはずのこの作品の結末が、どうにもいけねぇ。。。って感じだったんだけれども。。。

よかった。。。である。

物語が最初に返って、そえさんが言った「ささらほうさら」を地でいってしまった笙之介。そして、和香のいう「さくらほうさら」のくだり。。。ホントよかった(^^)

富勘長屋の人々やら村田屋さんやらあまたの人物が出てくる新シリーズで、ちょっとでも音沙汰を聞ける日が、今後またあればいいなと願うのである。。。

でも、私、気付けるかな(^^; 「笙之介」じゃぁないからね!ちゃんと覚えておきなさいよ!私!!とここでちゃんと、記録しておこう(笑)

 

 

押込御免郎(・・何度出てきても、なんて名前だ!!)と村田屋治兵衛。そして東谷こと坂崎重秀との関係が。。。うう、笙之介、ホント、気の毒!!なわけだけど、でも、そんな笙之介だから、彼らもの方の心苦しさも。。。あっただろうなと。。。

そして武部先生の男気に、なんだかんだの治兵衛に、良い友を得られた笙之介がうらやましい。。結局、江戸に出てきたのは間違いじゃなかったという事で(^^)v

 

で、兄勝之助である。どうなんだろう?この兄弟、ちょっと極端すぎないかい?父も母も同じなのに。。。という疑問は残る。でも、決して、坂崎の嘘は嘘なのであろう。最後にためらった。。。というのは、せめてもの真実であったほしいものだ。彼が御免郎のような人生でなく、「ためらった」ことを真実として、生きていってくれてたらと思うけど。。。あの凝り固まった性分じゃぁ。。。だって、肉親をためらいなくっていう性格は相当なもので。。。負の気持ち(?)ってのは、よくないものしか生まないのね~と自分の人生をちょっと見返すきっかけに!?

 

強くなった和香さん。結局、笙之介は、和香さんとの出会いが一番のめっけもの。でも、これを、「運命」と呼ぶのかしら・・・なんて、乙女心で、本を置きましょう( *´艸`)