makiのきまぐれ読書日記

読んだ本を忘れないように。。。

「仮面病棟」は解説のラスト部分が気になった!?

知念実希人さんの「仮面病棟」読んだ。

はじめましての作家さん。今年の本屋大賞で「ムゲンのi」が話題になってたけど、私がこの本を知ったのは、もう2年程前かしら?以前のYahoo!ブログのブロ友さんのレビューを詠んで、面白そうだと思ったのよね。

ただ長い事、ネット本屋さんの「お気に入り」に登録されたまんまになってた。そうしてたら全然違う、楽天booksで、本を買ったら楽天パンダのしおりがもらえるってキャンペーンやってた時に、知人から、makiさん本買うでしょ!パンダ貰ってよ。。。ってことで購入。。。。したのが去年の確か9月。。。。

本を寝かしても熟成しないっちゅうねん(^^;

 

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ちなみに、私は基本、本を読むときは、背表紙のあらすじ(?)も読むことなく、カバーをかけて読むんだけれど。。。読書メーターに「読んだ」登録してるときに気付いた!

表紙に、白字で色んな事がかいてある!?

新宿11 ピエロの男 閉ざされた元精神科病院 7人のカルテ 秘密の倉庫 つながらない携帯電話 2つの手術台 鉄格子 打たれた美少女 65人の入院患者 朝5時まで

おおっと!!これだけで、あぁ、そんな話だったわと納得できる、なんという!!

 

長編ミステリー。封鎖された病院内で事件が起こるわけだけど。。。

病院の秘密は、古ぼけた病院に、ピカピカの手術台が2台ってところ(割と最初の方)でピンと来た。私にしたら、すごく珍しい。。。

けど、真犯人については、まったく気づかなかった。。。ほかの人の感想読んでると、こちらも皆さん割と早い段階で気付かれてた方が多いようですが。。。まぁ、私がミステリーを読む際に、犯人なんて分かったためしがなく、作家さんが思うようにミスリードされていく、良い(?)読者だと自認してるので、当然の結果だけど。。。

ハラハラドキドキ、先が気になる、良質のミステリーだったと思います。

 

にしても、そんなことありえる!?日本の警察ってもっと優秀じゃない??ってモヤモヤが若干残る。。。けどね。。。

 

そして、解説読みながら、またこの解説が難解で、ちっとも頭に入ってこないやと思ってたら、ラストにびっくり!!

本書のタイトルとある登場人物の名前から、某ミステリー作家が1990年に発表した某長編を連想した

え??東野圭吾さん??

 

何の脈略もなくそう思ったんだけど、早々にググってみたら、どうやらそれは当たっているらしい。

1990年東野圭吾氏は「仮面山荘殺人事件」という作品を書いている。。

この本は、私が数か月のプータロー時代に、図書館で1日に5冊とか借りて読んで翌日また5冊とか借りて読み漁ったその中に含まれてると思われ、自宅にはないのだが。。トリックは何となくあれじゃないかと思っているが。。。(どうやら、それは、「ある閉ざされた行野山荘で」であるらしい。。。!?)この機会に、入手してみるのも悪くない!?でも、また自宅本棚で熟成されるのであろうか( ゚Д゚)

 

とりあえず、一緒に買った「時限病棟」に進むとしよう。。。

この表紙にも、白文字が印刷されてるが、とっととカバーをかけてしまおう!!